確定申告の流れ
1 確定申告の大雑把な流れ
第一に、自分が確定申告が必要かどうかを調査します。
そして、確定申告が必要だと判明したら、確定申告に必要な書類を準備し、確定申告書を作成し、そして、税務署等に提出するという流れになります。
2 確定申告が必要かの調査
確定申告が必要かどうかは、職業や1年間の所得状況、控除制度を利用して納めすぎた税金の還付を希望するかなどにより判断します。
詳しくは、国税庁のサイトを検索するか、最寄りの税務署や税理士に相談するなどしてください。
参考リンク:国税庁・確定申告が必要な方
3 確定申告に必要な書類
確定申告で必要な書類は、代表的なものとして、以下の書類があげられます。
まず、給与所得者の場合は源泉徴収票が必要であり、年金受給者の場合は、公的年金等の源泉徴収票が必要となってきます。
さらに、医療費控除を受けるために、医療費控収支内訳書、医療費の領収書や明細書などが、生命保険料控除を受けるために、生命保険料控除証明書が、社会保険料控除を受けるために社会保険料控除証明書が、扶養控除を受けるために、親族関係書類、住宅ローン控除を受ける場合なら、住宅借入金等特別控除額の計算明細書、住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書、家屋の登記事項証明書、工事請負契約書や売買契約書の写しなどが、それぞれ必要となってきます。
また、個人事業主であれば、青色申告を受けるために損益計算書や貸借対照表などから構成される青色申告決算書が、白色申告の場合は、収支内訳書がそれぞれ必要となってきます。
その他にも、売り上げや経費を示すために、領収書や請求書、契約書、預貯金の通帳なども必要となってきます。
このように、その人の属性やどのような控除を希望するかによって、集めるべき書類が異なるので、よく調べる必要があります。
4 確定申告書の作成
必要書類をそろえたら、確定申告書を作成する必要があります。
国税庁のウェブサイトにある「確定申告書等作成コーナー」を利用するのが、お勧めですが、会計ソフトや確定申告ソフトを利用したり、手書きで作成することもできます。
ただし、作成が複雑になる場合は税理士に相談することをお勧めます。
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